森のカルチャー 草木染め(赤紫蘇染め)

7月22日、曇り空の下、延期されていた草木染教室が再び開講されました。当初7月11日に予定されていたこのイベントは、天候不良により中止されましたが、ようやく今日、森の中でその魅力的な体験が実現しました。

参加者は全部で4名、さらに3名の研修生と6名のスタッフが加わり、にぎやかな雰囲気の中でスタートしました。この日のテーマは「赤紫蘇染め」。自然の素材である赤紫蘇を使って、白いスカーフを美しいピンク色に染め上げる作業です。

参加者たちはまず、それぞれ手に持った白いスカーフをどう染めるか思い巡らせました。デザインを考え、染め液に漬けることで、時間の経過と共に色が濃くなっていきます。一度染めた後は乾かし、今日は時間に余裕があったため、さらに二度染めにも挑戦することができました。

ピンク色のグラデーションや絞り染めなど、各自の工夫が凝らされたスカーフが次々と完成しました。それぞれのスカーフはまさに唯一無二の作品となり、どのデザインもとても美しく染まりました。

草木染めは、思い通りの色を出すのが難しいとされています。しかし、だからこそそのプロセスには無限の可能性と楽しさが詰まっています。自然の中で染め物を楽しむことで、参加者たちは新たな発見や驚きを経験し、心から楽しんでいただけたようです。

自然と向き合い、その恵みを受けて手仕事に没頭する時間は、まさに心を豊かにするひとときでした。この草木染め体験は、参加者たちにとって忘れられない思い出となることでしょう。

ほばしらパトロール~ふれあいの森

6月9日、環境保全部はパトロールを行いました。今回は新人ボランティア5名が参加しての活動です。

ルートは、河頭山からふれあいの森で帆柱山に向かい、皿倉平から花尾の辻、内藤陣山を通っての下山です。

河頭山の駐車場でルートの確認をし出発。途中の花尾西登山口から花尾の鞍までは、2班に分かれてパトロールを行いました。

作業の必要な木にはテープを巻いて進みます。

山頂に向かうにつれ霧がかかっていました。皿倉平のやまぼうしまでもう少し。

横断溝の様子や、木々の様子と、上下を見ながら、足元にも注意をしながらのパトロールです。

途中でツチアケビを発見。仲夏のパトロールでのお楽しみです。

今日も無事パトロールを終えました。

皿倉山登頂10000回の大記録達成(か)した!

今日、かの空前絶後前人未踏の大記録を達成しようとしている!朝から雲一つない蒼天が、この瞬間の訪れを待ちわびている!数十年にわたる忍耐と決意で、この偉業を成し遂げることが、皿倉山を登る人々の励みとなるでしょう!

橋本さん、ガンバレ!応援しています!

–帆柱自然公園愛護会一同

本日(5月29日)午後2時過ぎ、ついに10000回目の登頂という偉業を達成されました。山頂で記念のタスキが渡され、ビジターセンターにて記念式が行われ、夜のNHK 845のニュースでも大々的に報道されていました。

本当におめでとうございます!

これからも変わらぬ愛で皿倉山を登り続け、前人未到の記録を日々塗り替えてください!