雛人形 杉玉に願い 春の訪れ

本日は第9回森のカルチャー教室を開催しました。ビジターセンターの工作室には、スタッフ6名と一般参加者6名が集まり、自然から採取した様々な素材で満たされました。

午前中は雛人形作りが行われ、一対一の指導もありました。参加者たちは皆、真剣勝負で、孫娘に喜んでもらえるかどうかを気にしながら、一生懸命に雛人形を作り上げていました。

昼からは杉玉作りに取り組みました。これは一苦労です。細く柔らかい杉の枝をしっかりと芯材に刺す作業は手間暇かかります。折れたり、抜けたりとアクシデントが続出しましたが、皆一切あきらめず、困難に立ち向かいました。

杉玉はもともと酒蔵が1年の豊作を祈願して軒先に吊るす縁起物ですが、マダムたちにとっては、人生の新たな一年をより豊かに過ごす願いが込められています。

完成した杉玉を見て笑顔になる様子は、もう願いが叶ったようでした。元気な一年を過ごし、来年もまた新たな思い出を作りましょうね!

ほばしら探検隊(第9回「写真立てクラフト」)

本日は、ほばしら探検隊の「一年の思い出の記念品」として写真立て作りを行いました。

写真立ての材料には、子供たちがそれぞれ皿倉山を歩く中で取った自然の素材も使われています。山の中で材料探しをする中で山頂にも訪れ、皿倉山頂の壮大な景色を背景に記念品用の写真も撮影しました。天気に恵まれたこともあって、とても綺麗で思い出になる写真が撮影できました。また、あまり訪れる機会のなかった河内貯水池側の展望台にも訪れ、「初めてきた」との声もありました。材料を探した後、写真立ての飾りつけを行いました。様々な自然の材料を使い、それぞれ個性のある写真立てが作成できました。

午後のゲームでは、五目お手玉と輪投げを行いました。五目お手玉はルールを例年と変更し、より枠内に玉が入りやすいゲームにしました。ゲームの戦略性が上がり、子供たちは盛り上がりを見せていました。

春風に タラヨウ舞う ミモザ花

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本日2月3日、帆柱自然公園愛護会50年記念事業の一環として、珍樹の森の植樹式が行われました。保全部会が一年半にわたる下地整備を経て、ついにこの集大成の日を迎えました。朝早くから多くの部員が集まり、道具を持って現場に入りました。

力を合わせて、タラヨウとミモザをそれぞれ3本ずつ植えました。会の方針に従い、樹高約1.5メートルの苗木を植え、50年かけて育てることが担当理事の話題となりました。理事長代理もみんなと協力して穴を掘り、木を植え、一汗かきました。最後に理事長より預かった言葉を受け、無事にひとつの段落として事業を終了しました。

50年後には無理なご年代の方もいらっしゃいましたが、植えた木を元気に育てることに皆が期待していたことでしょう。

参加者の皆様、ありがとうございました。

節分や 植えた苗木に 水をまく

タラヨウに 未来を託す 植樹祭

天を衝く 森に育てよ セツブンに 孫子に見せたし 多羅葉を植え

By 保全部会員

清掃登山 晴雨に笑顔 気分上々

本日は事業部会担当の清掃登山。朝10時、子供2名を含む一般登山者とスタッフ計17名が表登山道コースで活動を始めました。日差しの中でのスタートでしたが、三合目過ぎたところで山が曇りに覆われ、小雨が降り出しました。それでも、皆元気いっぱいで、特に子供たちは走り回りました。ゴミは少なかったですが、目の良い子供たちはどんな小さなゴミでも見逃さず、山道をパトロールしました。

自然への感謝とともに、清掃登山の素晴らしさを味わいながら、雨にも負けず前向きな気持ちで山を共有し、参加者の皆様にとって意義深い一日となりました。