霧雨の山 子らが歩む初心 新緑のみぎり – 令和6年 ほばしら探検隊開講

4月21日(本日)、帆柱自然公園愛護会主催の「帆柱探検隊」開校式が開催され、登録隊員24名中20名の子供たちが参加しました。

開校式では、保護者も同伴し、スタッフから山での活動の注意点などを確認。その後、隊員カードの写真撮影を行いました。

子供たちだけでスタッフ引率のもと、ビジターセンターから山頂までの表参道コースを歩きました。10m先も見えない霧雨の中でしたが、みんな元気に歩を進めていきました。

山頂到着後はシルバーロードを下り、ロッジに帰還。雨で滑りやすい階段は避けた方が良かったとの反省点もありました。

昼食休憩を挟んで午後からは隊員ミーティングを実施。自己紹介の後、「どんぐり」「青空」「登山」の3つの班に分かれ、各班で班名とプラカードを作成しました。

その後は全員で探検隊の歌を大きな声で歌いました。伴奏をスピーカーで流したため、みんな元気よく歌うことができました。

おやつタイムの後にはお掃除タイムを設け、環境美化の大切さを学びました。

最後に午後4時のケーブルカーで下山しましたが、初めての子供も「楽しかった」と笑顔でした。

山開き 皆んなが集まる 安全祈願

本日4月21日、帆柱自然公園愛護会は新シーズンの幕開けを祝う山開きの儀式を行いました。

朝9時、皿倉山ビジターセンター前に特設の神棚が設置され、神主による安全祈願の儀が執り行われました。新上理事長、北山相談役、そして各理事が一同に参集し、神主から手渡された榊を捧げ持ちながら、一年間の山岳活動の安全を祈願しました。

厳かな雰囲気の中、参列者一同は頭を垂れ、神主の祈祷に耳を傾けました。自然の脅威に立ち向かう勇気と英知を求め、そして帰路の際には無事を祈る言葉が述べられました。

長年の伝統を守るこの儀式を通じ、帆柱自然公園愛護会の会員は、登山者との絆を新たにし、安全で実りある新シーズンの到来を心待ちにしています。

東河内登山道パトロール

4月14日、今日は14名で登山道のパトロールを行いました。

ルートは、皿倉平から東河内登山道を通り、河内貯水池に向かい、東河内登山口、一の出合いから国見岩登山道を下山します。

ミーティングでルートを確認し。出発です。

枯木はテープを巻き、横断溝の様子をチェックして、次回はどのような作業が必要か考えながらパトロールを行います。

花が咲いていれば足をとめ、ウグイスの歌声を聞きながら、楽しいパトロールとなりました。

「はかない日々 思い出す 鯉ぼり」 森のカルチャーにて

本日4月11日(木曜日)は愛護会事業部の森のカルチャーが実施されました。朝から5名の受講者と5名のスタッフが工作室に集まり、思い出の思い出作りへ発進。

まず、土台の木にモスを貼り、スタッフがカットして準備した竹に好きな柄の和紙を貼って、鯉のぼりを作りました。その後、ちいさなお家とネームを入れる立札も作成しました。それぞれ異なる柄の豪華な鯉のぼりが完成しました。

午後からは、かっこいい折り紙の兜も折り、完成させました。活動が少し早く終わったため、白寿の桜見物に案内し、受講生たちは喜んでその景色を楽しんでいました。

手作りの鯉のぼりや折り紙の兜を通じて、伝統的な日本文化を体験しました。それぞれの作品に個性を表現し、豪華な成果物を作り上げました。また、活動後に白寿の桜見物に案内され、自然の美しさを楽しむことで、より一層リラックスできました。参加者は楽しさと充実感を感じ、子供時代の思い出に思い出を作りました。