森のカルチャー:リースとスワッグ作り

11月21日(木)に行われたクラフトイベントでは、16名の参加者と8名のスタッフが集まり、自然素材を使ったリースやスワッグ作りを楽しみました。

今年は気候の影響で、例年のように素材を十分に収穫することが難しく、準備に苦労しました。しかし、事業部以外の会員や来館者の皆さまのご協力のおかげで、松ぼっくりやどんぐり、ヒノキの葉など、多種多様な材料を集めることができました。このようなご協力があったおかげで、参加者全員に満足していただける素材がそろいました。心より感謝申し上げます。

当日は、たくさんの木の実やスタッフが手作りした飾りを使って、個性あふれるリースやスワッグが次々と完成しました。それぞれの作品には、参加者の創意工夫と自然素材ならではの温かみが詰まっています。完成した作品を手にした参加者の皆さんの笑顔がとても印象的でした。

自然と触れ合いながら、楽しく創作活動ができるこのイベントは、スタッフにとっても嬉しいひとときでした。ご参加いただいた皆さま、素材の収集にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。また次回のイベントでも、皆さんと素敵な時間を過ごせることを楽しみにしております!

帆柱探検隊 森の中で遊ぼう

秋晴れの中、少し寒さが感じられる一日でしたが、私たち帆柱探検隊は元気に「森の中で遊ぼう」イベントを楽しみました。隊員18名、スタッフ13名、ボランティア学生4名が参加し、場所は権現山の市民キャンプ場です。

火起こしと焼芋

まずはキャンプ場で火を起こすことからスタート。かまどに薪を積み重ね、火が熾るまで見守りました。火が安定した後は、アルミホイルに包んださつま芋をかまどの中へ投入。焼き芋が完成するまでの間に、私たちは権現山への登山を開始しました。

権現山登山

登山道は少し険しく、途中で息切れしそうな場面もありましたが、みんなで励まし合いながら頂上を目指しました。頂上に到着すると、素晴らしい景色が広がり、達成感でいっぱいに。山の自然を感じながら、しばしの休憩を楽しみました。

焼き芋と焼きマシュマロ

キャンプ場に戻ると、ちょうど焼き芋が食べ頃に。寒さで冷えた体に、温かい焼き芋がしみわたります。ほくほくのさつま芋は絶品でした!その後は、笹の串にマシュマロを刺して焚火で焼きました。焦げ目がついたマシュマロは、子供たちに大人気。皆で笑顔を交わしながら、焼きマシュマロを楽しむひとときは、最高の思い出になりました。

自然の中で過ごす一日は、心も体もリフレッシュでき、隊員同士の絆も深まりました。また次回の探検が待ち遠しいです!

山菜料理を作ろう

秋の空模様が心配されましたが、朝の霧が晴れ、予定通り野草観察と料理体験を行うことができました。参加者6名、スタッフ9名が集まり、まずは自然の中での野草観察からスタートしました。

ミゾソバ、ゲンノショウコ、ユキノシタ、ヨモギなど、スタッフの説明に耳を傾けながら、参加者は興味深く野草を観察していました。それぞれの野草には薬効や調理方法などがあり、参加者たちはそれらを学びながら自然の恵みを感じ取っている様子でした。

観察を終えた後は、いよいよ料理体験です。秋の季節を感じさせる栗ご飯やムカゴ御飯をはじめ、ヨモギの天ぷら、ミゾソバの和え物、ユキノシタの煮物など、計12品目の料理を皆で協力しながら仕上げました。スタッフが前もって準備していたこともあり、スムーズに進行し、予定時間内に全ての料理が完成。素材の味を生かした素朴な味付けに仕上がり、参加者からは「野草の料理がこんなに美味しいとは思わなかった」「家でも作ってみたい」という声が聞かれました。

この日、参加者は野草の魅力を再発見し、自然と食を通じた豊かな時間を過ごしました。季節を感じながら、自然と共に楽しむひとときが心温まるものであったことは、参加者の笑顔からも感じ取ることができました。

森のカルチャー(草木染・クサギ・くちなし染)

秋晴れの9月12日、森のカルチャー「草木染め教室」が開催されました。今回は、クサギとくちなしを使った染め体験。一般参加者7名、研修生5名、そしてスタッフ6名が集まり、自然の色彩を楽しむ時間を過ごしました。

朝10時半、スタッフの挨拶で教室が始まりました。まずは、クサギとくちなしの染料作りから。参加者の皆さんは、染料が煮出される間に、どんな色やデザインにしようか、わくわくしながら考えていました。

今回の特徴は、3色の染め色を楽しめたこと。クサギからは青、くちなしからはオレンジ、そして両者をミックスするとグリーンに。参加者の皆さんは、それぞれ工夫を凝らし、輪ゴムで絞ったり、グラデーションを作ったり、結び染めにしたり。中には3色全てを使う大胆な挑戦をする方も!

印象的だったのは、家族3人で参加された方々。特に、お父さんの熱心な姿が目を引きました。娘さん(女子高校生)と一緒に、真剣に作業する姿は、とても微笑ましかったです。

毎回、どんな色が出るか心配になるというスタッフの方々。でも今回は、みなさんの作品が美しく仕上がり、ほっとした様子でした。参加者の皆さんの笑顔を見ていると、自然の色彩の魅力を改めて感じる1日となりました。

染め作業の合間には、レモングラスと藍のハーブティーを試飲。自然の香りと味わいに、参加者の皆さんからは「美味しい!」という声が聞こえてきました。

草木染めは、毎回違う表情を見せてくれる奥深い世界。次回はどんな発見があるのか、今からとても楽しみです。皆さんも、ぜひ次回の「森のカルチャー」にご参加ください!