第1回野鳥観察会

5月18日土曜日、受付時間の8時30分より早く熱心な参加者8名が集まってくれました。この日はスタッフ7名と日本野鳥の会北九州支部の梅野講師に加え、ボランティア研修生4名も参加して総勢20名の観察会となりました。
まずは初心者の方には双眼鏡の取扱い方を丁寧にレクチャーした後、いくつかの注意事項やコースなどを説明しました。鳥を驚かせないように静かにゆっくり動作することが大切です。


9時に皿倉山ケーブルカー山麓駅を出発。表登山道から帆柱稲荷神社方面を歩くと、時折キビタキやメジロ、ヒヨドリなどのさえずりが聞かれましたがその姿を見ることはできませんでした。その後ケーブルカー山麓駅に戻りケーブルカーで山頂に登りました。ケーブルカー山頂駅から皿倉平、薬用植物園その先まで歩き、また皿倉平に戻りそこで昼食となりました。みんなで昼食をとっているとホオジロとカワラヒワが電線にしばらく止まって美しい姿とさえずりを披露してくれました。私達にとっては最高のご褒美となりました。
昼食後はビジターセンターで梅野講師が撮影した皿倉山の鳥たちの写真を見ながら鳥についての講義がありました。
爽やかな5月の皿倉山を歩き、啼き声のみも含め19種の鳥を観察することができました。自然の中で一生懸命生きて命をつないでいる鳥達に思いをはせることができた1日となりました。

「薫風の河内林道・湖畔歩き」(健脚コース)

薄曇りの20℃程度の心地よい気温の中、総勢45名、3つの班に分かれて皿倉平を目指しました。急登が続く煌彩の森は、その名の通りの美しさを誇り、心が奪われました。

途中、一名の体調不良者が出ましたが、事前に準備していた熱中症対策用のOS1等を供給しながら、何とか全員を皿倉平まで導くことができました。この一名は皿倉平で離脱し、ケーブルカーにて下山しましたが、残りの私たちはそのまま進みました。

皿倉平での休憩を終え、東河内登山コースを下り、河内貯水池のサイクリングセンターへと向かいました。サクラやツツジが終わった後のこのルートは、ちょうど花々の少ない時期でしたが、参加者同士の賑やかな会話がその見所不足を補ってくれました。予定通り昼食地点のサイクリングセンターに到着し、ほっと一息つくことができました。

午後には、河内貯水池の周回コースを進みました。真紅の眼鏡橋は最高の写真スポットで、ここで集合写真を撮影。橋のたもとには香り高いトベラの花が咲き、その周りを舞うアオスジアゲハの姿に心を奪われました。また、堰堤では河内貯水池の歴史を紹介し、先人たちの残した産業遺産の造形美を味わうこともできました。

堰堤を越えると、綺麗なユリの花が咲いていましたが、ここから先は長いサイクリング道路が続く耐久レースのような道程でした。それでも、参加者同士が互いに励まし合い、ほぼ予定通りの時間にケーブル駅に帰着することができました。長い健脚コースに耐え抜いた達成感は、何物にも代えがたいものでした。

この一日を通して、自然の美しさと仲間との絆を深めることができました。健康のための挑戦は、私たちに新たなエネルギーをもたらしてくれました。次の冒険に向けて、また一歩前進です。

爽やか清掃登山 4月ガイド部当番事業

今朝は皿倉山が見えないほどの朝靄でしたが、参加者が集まる9時30分頃には予報どおりの晴天となりました。

スタッフ14名、参加者15名(子供3名含む)総勢29名でオリエンテーション、準備体操のあと10時にケーブル山麓駅横のふもと茶屋を出発しました。

途中爽やかな鳥のさえずり、道路脇の様々な草木、緑の濃淡に彩られた山の景色を眺めながめつつ、ゴミ一つも見落とすまいとみんなで目を凝らしながら登りました。山のひんやりとした澄んだ空気に包まれると会話も弾みます。


ゴミをたくさん集めた子どもたちの自慢げな笑顔を見ると元気になりました。
12時前にビジターセンターに全員無事到着し、冷たい飲み物とお茶菓子で一服!


参加者の皆さん、ご協力ありがとうございました!再見!