蝋梅の香りに和む登山道 健康登山

本日の健康登山は、煌彩の森から皿倉平へ登り、そこから権現周回路を西回りで半周し、九州自然歩道を経て市瀬峠、田床峠へと進む健脚コース。中河内林道を経由し白木谷に出て、解散地の小嶺台バス停までの道のりは12kmを超える。

天候には恵まれたものの、寒気の影響で皿倉平では気温マイナス2℃と厳しい寒さ。昼食地の八又の桜周辺では寒風が吹きつけ、震えながらの昼食となった。白木谷に入ると風はやみ、参加者38名、スタッフ13名は元気を取り戻し、期待を膨らませながら枝垂れ梅に向かった。しかし、今年の梅は続いた寒波の影響で、まだ固い蕾のまま。それでも、蝋梅の黄色い花びらと甘い香り、そしてマンサクの花が一行の心を温めてくれた。

花のない白木谷梅林ではあったが、ここで全員笑顔の集合写真を撮影。最後は、畑貯水池の湖面に輝く水の煌めきに励まされながら、51名の大登山隊は落伍者なく、無事に小嶺台バス停まで完歩した。

賛助会員の集い

本日、10月14日、帆柱自然公園愛護会の年間行事である「賛助会員の集い」を開催しました。今年のメインイベントは、いのちのたび博物館の学芸員、太田さんによる「楽しく学ぶ自然のなりたち」の講演でした。

当日、スタッフは朝早くからセンターに集まり、賛助会員の皆さんを迎える準備に取りかかりました。会場設営、受付準備、そして昼食のきのこ汁の下準備と、朝から慌ただしい様子でした。

賛助会員の皆さんが10時発のケーブルカーで到着されると、スタッフは計画通りに受付業務を進めました。少々の混雑はあったものの、無事に全員を研修室へ案内することができました。会場は超満員の盛況ぶりでした。

イベントは、理事長の新上から来賓の紹介、続いて来賓の挨拶から始まりました。その後の講演会では、皆さんが熱心に耳を傾けていました。特に、皿倉山周辺の山々が恐竜時代の3種類の大地から成り立っているという話には、初めて聞く方も多く、大きな関心が寄せられていました。

講演が進む中、スタッフは調理室で昼食の準備を進めていました。調理室から良い香りが漂い始めるとともに、講演も無事に終了しました。その後、参加者の皆さんは多目的ホールに案内され、おにぎりときのこ汁が振る舞われました。

午後には森林植物園の散策を予定していましたが、あいにくの雨模様のため中止となり、そのまま解散となりました。短い時間でしたが、参加された皆さんは満足されたご様子で、スタッフ一同もやりがいを感じ、また来年も頑張ろうという意気込みを新たにしました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

第2回野鳥観察会 〜山頂でハチクマの渡りを観よう〜

9月21日土曜日9時30分、帆柱ケーブルカー山麓駅に参加者13名、スタッフ11名(ボランティア研修生6名含む)及び北九州野鳥の会の梅野講師の総勢25名が集まりました。
 予報では皆さんの熱い期待を裏切るような南西の風4m/hでしたが、講師の言うハチクマが飛ぶ5%の可能性にかけて山頂に登りました。
 ハチクマとは夏鳥として日本に渡ってくるタカ科の猛禽類で、全長約60cm、羽を広げると120〜140cmにもなる主にハチの幼虫やサナギを食べる鳥です。夏にやってきて日本各地で繁殖し、毎年9〜10月中旬にかけて南下し、北九州上空付近を通り最終的には東南アジアを目指して飛んでいきます。上昇気流に乗り悠々と飛んで行く姿は人の心をざわつかせます。
 この日の山頂は残念ながら曇天で風が強くハチクマの勇姿を見ることはできませんでした。その後ビジターセンターでの座学で、ハチクマの説明や皿倉山周辺で梅野講師自ら地道にカメラに収めた鳥たちのスライドを見せて頂きました。
 この日はハチクマの渡り観察という目的は達成できませんでしたが、自然には勝てません。昨年の写真を下に載せます、ご鑑賞ください。

参加者の皆さんありがとうございました。

暑気払い@皿倉山ビアガーデン

本日は皿倉山にある「星空ビアガーデン」にて暑気払いを行いました!

30℃を超える暑い日でしたが、山頂の会場は涼しく、とても美味しい料理をいただきました。

出し物としてくじ引きもあり、10キロを超える大きいスイカ🍉が景品では一番目を惹きます。

展望台レストラン「天宮」さんの特段のお取り計らいもあり、楽しい暑気払いでした🍺