賛助会員の集い

本日、10月14日、帆柱自然公園愛護会の年間行事である「賛助会員の集い」を開催しました。今年のメインイベントは、いのちのたび博物館の学芸員、太田さんによる「楽しく学ぶ自然のなりたち」の講演でした。

当日、スタッフは朝早くからセンターに集まり、賛助会員の皆さんを迎える準備に取りかかりました。会場設営、受付準備、そして昼食のきのこ汁の下準備と、朝から慌ただしい様子でした。

賛助会員の皆さんが10時発のケーブルカーで到着されると、スタッフは計画通りに受付業務を進めました。少々の混雑はあったものの、無事に全員を研修室へ案内することができました。会場は超満員の盛況ぶりでした。

イベントは、理事長の新上から来賓の紹介、続いて来賓の挨拶から始まりました。その後の講演会では、皆さんが熱心に耳を傾けていました。特に、皿倉山周辺の山々が恐竜時代の3種類の大地から成り立っているという話には、初めて聞く方も多く、大きな関心が寄せられていました。

講演が進む中、スタッフは調理室で昼食の準備を進めていました。調理室から良い香りが漂い始めるとともに、講演も無事に終了しました。その後、参加者の皆さんは多目的ホールに案内され、おにぎりときのこ汁が振る舞われました。

午後には森林植物園の散策を予定していましたが、あいにくの雨模様のため中止となり、そのまま解散となりました。短い時間でしたが、参加された皆さんは満足されたご様子で、スタッフ一同もやりがいを感じ、また来年も頑張ろうという意気込みを新たにしました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

第2回野鳥観察会 〜山頂でハチクマの渡りを観よう〜

9月21日土曜日9時30分、帆柱ケーブルカー山麓駅に参加者13名、スタッフ11名(ボランティア研修生6名含む)及び北九州野鳥の会の梅野講師の総勢25名が集まりました。
 予報では皆さんの熱い期待を裏切るような南西の風4m/hでしたが、講師の言うハチクマが飛ぶ5%の可能性にかけて山頂に登りました。
 ハチクマとは夏鳥として日本に渡ってくるタカ科の猛禽類で、全長約60cm、羽を広げると120〜140cmにもなる主にハチの幼虫やサナギを食べる鳥です。夏にやってきて日本各地で繁殖し、毎年9〜10月中旬にかけて南下し、北九州上空付近を通り最終的には東南アジアを目指して飛んでいきます。上昇気流に乗り悠々と飛んで行く姿は人の心をざわつかせます。
 この日の山頂は残念ながら曇天で風が強くハチクマの勇姿を見ることはできませんでした。その後ビジターセンターでの座学で、ハチクマの説明や皿倉山周辺で梅野講師自ら地道にカメラに収めた鳥たちのスライドを見せて頂きました。
 この日はハチクマの渡り観察という目的は達成できませんでしたが、自然には勝てません。昨年の写真を下に載せます、ご鑑賞ください。

参加者の皆さんありがとうございました。

暑気払い@皿倉山ビアガーデン

本日は皿倉山にある「星空ビアガーデン」にて暑気払いを行いました!

30℃を超える暑い日でしたが、山頂の会場は涼しく、とても美味しい料理をいただきました。

出し物としてくじ引きもあり、10キロを超える大きいスイカ🍉が景品では一番目を惹きます。

展望台レストラン「天宮」さんの特段のお取り計らいもあり、楽しい暑気払いでした🍺

河頭山・花尾山の低山歩き(健康登山)

本日はガイド部主催健康登山の日、晴天に恵まれ、風もなく気温が心地よい20℃。この絶好の天候のもと、41名の一般参加者(男性17名、女性24名)と9名のスタッフが、高さ213mの河頭山と351mの花尾山の低山歩きを楽しむために集結した。

ケーブル駅から都市高速脇を台良町に向かい、河頭山と花尾山をバス道路沿いに眺めながら進んだ。河頭山東尾根の竹林手前からは、背後には皿倉山や権現山、そして花尾山がそびえ、前方には洞海湾から響灘までの美しい景色が広がっていた。参加者たちからはその美しい景色に対する感嘆の声が漏れた。

河頭山の花崗岩でできた巨岩には驚嘆が隠せなかったが、我々はそれを抜け、鳴水屋形船公園で早めの昼食をとった。

昼食後、一行は花尾山西登山口の急な坂を登り始めた。息を切らしながらも、花尾山頂にたどり着くと、360℃の景色に圧倒された。皿倉山系や北九州市街、洞海湾の美しい景観を楽しみ、記念の集合写真を撮った。

帰り道は花尾の辻から花尾分かれを経由し、表登山道に出てケーブル駅に帰着した。

晴天の山々 歩む参加者 心に風