ようこそ!皿倉山へ!

本日午後、皿倉山ビジターセンターに中国からのお客様が来館されました。彼らは北九州市にある大学の留学生で、中国各地から来られた方々です。勉強だけでなく、日本の風土や文化を多方面から体験し、その魅力を母国に伝えていただければ幸いです。またのご来館を心よりお待ちしております。いつでも歓迎いたしますので、どうぞお気軽にお越しください。

アセビ舞う 川津桜咲き 椿の調べ

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連日の雨で、一週間ほどまともに外出できず、今日はやっと朝から晴れました。家を飛び出して、一直線で皿倉山麓へ車で駆けつけました。駐車場では鳥の囀りが絶えず、いい天気になりそうです!早速、表登山道で旧青年の家広場に到着し、フェンスの外にある朴の木のつぼみを確認しました。晴れてはいますが、肌寒いので、そのまま煌彩の森コースに進むつもりでしたが、昨年この時期に洞見平に咲くアセビの花を思い出し、アスファルトの林道を東へ進み、段々広場の上にある洞見平へ続くジグザグのコースに入りました。雨後のため、山道は滑りやすかったですが、意外と順調に30分ほどで洞見平に到着しました。予想通り、アセビが一本だけ咲き始めていました。白く透明感のある釣鐘状の花が可愛く、みずみずしく、美味しそうに見えましたが(実際は有毒で口にしてはいけません)、朝陽に照らされてキラキラと輝いているように見えました。また、ほとんどが蕾の状態の木も多かったので、3月中は楽しめそうです。期待を抱きつつ、頂上を目指しました。国見岩、頂上広場(何か工事が完成間近です)、皿倉山ビジターセンターに立ち寄り、森林植物園周回コースに入りました。薬用植物園の入り口近くの川津桜が満開でした。濃いピンク色の花が青空に映え、ますます鮮やかに見え、つい写真を撮ってしまいました。隣の椿園も愛護会の整備により、明るくなりました。枝の先端に咲く花は高い位置にありますが、遠くからでも見えるようになり、園内の散歩がより楽しくなりました。これから数年で、花が人の目線の高さまで咲くことを期待しながら、近くの松の木の枝に戯れるエナガの姿も見えました。自然って素晴らしいですね!春よ、早く来てくれ!

紫陽花はまだまだ見頃です!

皿倉山の紫陽花はまだまだ見頃です!
山頂近くでは紫陽花が色とりどりに咲き乱れ、すでに街中では花の季節が終わりつつあるこの時期、山間ではまだ花の香りが漂っています。紫陽花の色が一番鮮やかな6月上旬、皿倉山ではまだまだ花の海。ビジターセンターや薬用植物園周辺では紫陽花の花弁が優雅に開いています。
都会の喧騒から離れた山深い紫陽花の花畑。風が 花房を揺らすその姿はまるで打ち明けられずに片思いをしている貴方に手を振っているのよう。写真映えする紫陽花の花畑へ出かけてみませんか。都会では見ることのできない深山の紫陽花の海を堪能できるこの時期、皿倉山へお出かけください。6月の下旬まで楽しめる深山の花畑は息をのむほど美しいはずです。