賛助会員の集い

本日、10月14日、帆柱自然公園愛護会の年間行事である「賛助会員の集い」を開催しました。今年のメインイベントは、いのちのたび博物館の学芸員、太田さんによる「楽しく学ぶ自然のなりたち」の講演でした。

当日、スタッフは朝早くからセンターに集まり、賛助会員の皆さんを迎える準備に取りかかりました。会場設営、受付準備、そして昼食のきのこ汁の下準備と、朝から慌ただしい様子でした。

賛助会員の皆さんが10時発のケーブルカーで到着されると、スタッフは計画通りに受付業務を進めました。少々の混雑はあったものの、無事に全員を研修室へ案内することができました。会場は超満員の盛況ぶりでした。

イベントは、理事長の新上から来賓の紹介、続いて来賓の挨拶から始まりました。その後の講演会では、皆さんが熱心に耳を傾けていました。特に、皿倉山周辺の山々が恐竜時代の3種類の大地から成り立っているという話には、初めて聞く方も多く、大きな関心が寄せられていました。

講演が進む中、スタッフは調理室で昼食の準備を進めていました。調理室から良い香りが漂い始めるとともに、講演も無事に終了しました。その後、参加者の皆さんは多目的ホールに案内され、おにぎりときのこ汁が振る舞われました。

午後には森林植物園の散策を予定していましたが、あいにくの雨模様のため中止となり、そのまま解散となりました。短い時間でしたが、参加された皆さんは満足されたご様子で、スタッフ一同もやりがいを感じ、また来年も頑張ろうという意気込みを新たにしました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

帆柱探検隊 森の中で遊ぼう

秋晴れの中、少し寒さが感じられる一日でしたが、私たち帆柱探検隊は元気に「森の中で遊ぼう」イベントを楽しみました。隊員18名、スタッフ13名、ボランティア学生4名が参加し、場所は権現山の市民キャンプ場です。

火起こしと焼芋

まずはキャンプ場で火を起こすことからスタート。かまどに薪を積み重ね、火が熾るまで見守りました。火が安定した後は、アルミホイルに包んださつま芋をかまどの中へ投入。焼き芋が完成するまでの間に、私たちは権現山への登山を開始しました。

権現山登山

登山道は少し険しく、途中で息切れしそうな場面もありましたが、みんなで励まし合いながら頂上を目指しました。頂上に到着すると、素晴らしい景色が広がり、達成感でいっぱいに。山の自然を感じながら、しばしの休憩を楽しみました。

焼き芋と焼きマシュマロ

キャンプ場に戻ると、ちょうど焼き芋が食べ頃に。寒さで冷えた体に、温かい焼き芋がしみわたります。ほくほくのさつま芋は絶品でした!その後は、笹の串にマシュマロを刺して焚火で焼きました。焦げ目がついたマシュマロは、子供たちに大人気。皆で笑顔を交わしながら、焼きマシュマロを楽しむひとときは、最高の思い出になりました。

自然の中で過ごす一日は、心も体もリフレッシュでき、隊員同士の絆も深まりました。また次回の探検が待ち遠しいです!

山菜料理を作ろう

秋の空模様が心配されましたが、朝の霧が晴れ、予定通り野草観察と料理体験を行うことができました。参加者6名、スタッフ9名が集まり、まずは自然の中での野草観察からスタートしました。

ミゾソバ、ゲンノショウコ、ユキノシタ、ヨモギなど、スタッフの説明に耳を傾けながら、参加者は興味深く野草を観察していました。それぞれの野草には薬効や調理方法などがあり、参加者たちはそれらを学びながら自然の恵みを感じ取っている様子でした。

観察を終えた後は、いよいよ料理体験です。秋の季節を感じさせる栗ご飯やムカゴ御飯をはじめ、ヨモギの天ぷら、ミゾソバの和え物、ユキノシタの煮物など、計12品目の料理を皆で協力しながら仕上げました。スタッフが前もって準備していたこともあり、スムーズに進行し、予定時間内に全ての料理が完成。素材の味を生かした素朴な味付けに仕上がり、参加者からは「野草の料理がこんなに美味しいとは思わなかった」「家でも作ってみたい」という声が聞かれました。

この日、参加者は野草の魅力を再発見し、自然と食を通じた豊かな時間を過ごしました。季節を感じながら、自然と共に楽しむひとときが心温まるものであったことは、参加者の笑顔からも感じ取ることができました。

ほばしらパトロール~九州自然歩道から爽健の森

本日、保全部は16名でパトロールを行いました。皿倉平から権現周回路を反時計回りに進み、九州自然歩道から東西分岐、市瀬峠で折り返し、爽健の森、権現周回路のパトロール計画です。

爽やかな天気、パトロール日和です。

皿倉平から九州自然歩道までは、8月に作業を行っていますが、枯木が多く見かけられました。

市瀬峠西下り口から九州自然歩道に入りましたが、枯木が多く注意が必要です。枯木ばかり気になりますが、階段の整備も次回の作業で行うことと皆に共有(できたかな)

登山道に倒れた木は、通行の妨げにならない場所へ

思った以上に時間がかかり、今回は市瀬峠折り返しを取りやめることに

横木が崩れた箇所も多く、こちらも対応が必要です。

皿倉平へ戻り、本日のパトロールを終了しました。

今日は、東西分岐で「きのこまみれ」、めぐみの森で「ジャンボサイズ」のきのこ達に会いました。

皿倉山にはアケボノソウも咲いています