異常な暑さが続く今年の真夏、暑気払いに皿倉山に登ってみました。
麓は思いっきり暑く、汗が噴き出してしまうほどでした。しかし徐々に高度が上がるにつれ、木陰が増えて薄暗くなり、気温も下がってきました。道端には鮮やかな赤と黄色のキノコが生えていたり、地面に穴を開けたミミズが見えたりと、自然の景観が楽しめます。所々に大輪のオニユリが咲いており、春を思わせる明るい黄色がとても印象的でした。
山頂近くのビジターセンター付近に入ると、ヒゴタイやネムノキの可愛らしい花が咲いていて、とてもきれいでした。7月も終わりに近いというのに、頑張って紫陽花が咲いているのにも驚かされます。フジバカマが立派に成長していて、9月にはアサギマダラの飛来が期待できそうです。夕日が照らす山頂にひらひらと舞うアサギマダラの群れの光景が想像できて、待ち遠しいです。
山頂は28度前後と過ごしやすく、汗だくになることなく展望を楽しむことができます。自然の中で汗をかきながら登る達成感と、山頂での清々しさ。まだまだ登りたくなる魅力的な山ですね。