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・帆柱に咲く春の花! (4〜5月)

・チョウ・蝶の観察日記 (7〜8月)

・チョウ・蝶の観察日記 (8〜9月)

 
 
 
 
 

 奈良〜平安時代に詠まれた歌集「万葉集」には昆虫の歌はあっても、チョウの歌は一首もありません。平安時代の女流文学者・清少納言の作品の中にもチョウは書かれていないそうです。今でこそ、昆虫の中で最も人気のあるのはチョウですが、大昔は縁起の悪い昆虫であったようです。完全変態のチョウの成長は、当時の人々の目には薄気味悪く映ったようです。ふわふわ舞う姿に不吉感や、チヨウが群がると不幸の前触れだとか、悪いことの代名詞だとして遠ざけられていたことは本当のようですね。                    

 

 時代も移り平安時代〜鎌倉時代〜室町時代にかけて武士の活躍が目立つようになると、チョウの見方も180度転換。死者の蘇りだとしてシンボルに使われるようになったのです。公家や武家の家系では、旗印や家紋、衣服や調度品にチョウの絵柄を取り入れるようになったのですが、家の目印として使用されたのが始まりとされています。「揚羽蝶・備前蝶・源氏蝶・蝶菱・建部蝶・因州蝶・蝶花形・・」などは、蝶を図案化した紋章の一部です。

 さて、皿倉山では秋の気配を知らせる「ウラナミシジミ」が出現し、アサギマダラの南国に渡る準備が始まったようです。写真は8月〜9月に撮ったものを主に掲載。


【参考資料:蝶ウォッチング百選・師尾 信著:野外ハンドブック蝶・藤岡、大屋著】

 
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チョウ観察日記(8〜9月)      
 
クロアゲハ
ナガサキアゲハ
キタテハ
テングチョウ
イチモンジセセリ
   
ベニシジミ
ムラサキシジミ
ウラナミシジミ
   

クロアゲハ
アゲハチョウ科・開張約10p・目測(以下全部)

・訪れる花や木=ツツジ・アザミ・柑橘類
・翔ぶ時期=4月〜9月
・年発生回数=3回  
・好きな色=赤・白・黄
・ 食草=ミカンなど    
・特徴など=雄は蝶道という一定のコースを飛翔。写真は雌。カラスアゲハに似る。

ナガサキアゲハ
アゲハチョウ科・開張約10p 目測

 

・訪れる花や木=アザミ・ネムノキ・柑橘類
・翔ぶ時期=4月〜10月
・年発生回数=3回  
・好きな色=赤・白・黄
・食樹=ミカンなど   
・特徴など=モンキアゲハとよく似ているが、白紋がもう少し上の方で、太い三筋状。

キタテハ
タテハチョウ科・開張約5p 目測

・訪れる花や木=ヒメジョオン・ノコンギク・カナムグラ
・翔ぶ時期=4月〜10月ほぼ周年
・年発生回数=4〜5回
・好きな色=白・黄・紫
・食草=カナムグラ    
・特徴など=9月になると秋型が出はじめる。赤色が秋深くなるにつれ濃くなる。
テングチョウ
テングチョウ科・開張約4p 目測

・訪れる花や木=ウメ・スモモ・キブシ・クリ
・翔ぶ時期=4〜8月
・年発生回数=2回 (成虫越冬)
・好きな色=白・薄紅
・食草=エノキ
・特徴など=日本では仲間はいない。ただ1種のみ。冬眠期は保護色を使ってドロン。

イチモンジセセリ
セセリチョウ科・開張約3p 目測

 

・訪れる花や木=野外や庭先のいろんな花
・翔ぶ時期=6月〜11月
・年発生回数=3〜4回  
・好きな色=白・赤・黄
・食草=イネ科    
・特徴など=何処でも見られるセセリチョウの代表種。下の翅に4個の白点が一文字に並ぶ。

ベニシジミ
シジミチョウ科・開張約4p 目測

・訪れる花や木=ヒメジョオン・タンポポ・スイバ・カラスノエンドウ
・翔ぶ時期=3月〜12月
・年発生回数=4〜5回  
・好きな色=白・黄・紫
・食草=スイバ、ギシギシ   
・特徴など=野原、公園、山道など普通に見れる。寒さに強いので春先から出始める。

ムラサキシジミ
シジミチョウ科・開張約3p目測

 

・訪れる花や木=ウメ、クリ
・翔ぶ時期=4月〜11月
・年発生回数=2〜3回(成虫越冬)
・好きな色=白
・食樹=クヌギ、カシ  
・特徴など=成虫で越冬するので早春でも見かける。 紫色できれいな蝶。

ウラナミシジミ
シジミチョウ科・開張約3p目測

・訪れる花や木=サヤエンドウ・ササゲ・クズ・センダングサ・マルバハギ
・翔ぶ時期=8月〜11月(主に秋)
・年発生回数=5〜6回
・好きな色=紫・白・黄
・食草=マメ科の花  
・特徴など=小さいのに飛翔力は抜群。秋を実感する蝶。北上するが寒さで死滅回遊。可哀想。
 
     
 
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